ニュースレター(18)[坂路接骨院]

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嫌なもの反射(いやなものはんしゃ)似顔絵(孝夫).jpg

 人の体にもともと備わっているものの1つに「嫌なもの反射」があります。嫌なものに出会ってしまった時に、人は自然にそれから逃れようとする反応・行動を起こします。これが「嫌なもの反射」です。
 これから花粉の季節です。体は花粉を感じると、くしゃみや鼻水あるいは涙を出します。これは嫌なものである花粉をくしゃみにより体外へ出そうとし、鼻水や涙により洗い流そうとします。食事中に飲み物などが気管にあやまって入ろうものなら大変ですね。咳をして懸命に異物を取り出そうとします。目にホコリが入れば、涙が自然に溢れ出てゴミを流し出そうとします。ちょっと汚い話ですが、お酒を飲みすぎ、それを体が異物ととらえれば、それを吐き出そうとします。あるいは排便を促します。
 このように私たちの体は「嫌なもの反射」によって、生命をいろいろな危険から守っています。そして大事なことは、この「嫌なもの反射」をつかさどっているのが副交感神経だということです。副交感神経には排泄する力を高めたり、分泌する力を高めたり、血管を拡張する作用があります。それゆえ反射が起こると、トイレが近くなり、便通が良くなり、血行が良くなって身体が暖かくなる等の変化が起こります。私たちの体を守るための必要な反応です。爪もみの位置画像
 ですから、毎日コツコツと副交感神経を高める運動を継続して行うことがとても大切になってきます。既にゆい通信ではこれらの運動を紹介しています。「爪もみ」運動は一番手軽に毎日できます。まず、もむ場所ですが「爪の生え際」です。薬指は交感神経が優位になりますのでリラックスしたい時はもまないようにしましょう。爪のもみ方画像もみ方ですが、親指の腹と人差し指の第一関節の横で爪の生え際を挟んでもむと楽に、また力強くもむことができます。
 毎日少しずつやってみましょう。
歩きも忘れないでね。


似顔絵(則子).jpg似顔絵(とも恵).jpg


似顔絵(憲).jpg似顔絵(孝夫).jpg


今月の花は蝋梅です。蝋梅写真中国原産でほんとに蝋細工のようで可憐ですね。高台の三城さんの入り口に咲いていました。


*「ゆい」とは漢字で「結」と書き、人と人とを結びつけ助け合うという意味です。沖縄にも同意で「ゆいまーる」という言葉があります。

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院長プロフィール 坂路孝夫 さかじたかお
接骨院院長写真
東京都北区生まれ。練馬区で小中高を過ごし、山梨大学にて精密工学を学ぶ。卒業後、日本製鋼所に入社。8年間半北海道室蘭にて石油精製所の脱硫塔の設計に従事。父の接骨院を継ぐため退職して現在にいたる。
資格:柔道整復師 診療放射線技師(厚生労働大臣免許)
趣味:散歩、脳内旅行(行きたい所をよく調べ、行ける日までイメージトレーニング)

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